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パステルピンクのエドヒガン

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ソメイヨシノの母種となるエドヒガン(父種はオオシマザクラ)・・ソメイヨシノより花は小さめですが密生して咲くのでかなり華やかさがあります。


高地ではあまりソメイヨシノは見ない・・それはあまり寒さに強くないということからなのですが、ソメイヨシノという種類自体、人の手によって作り出された品種であるのですが、江戸の桜職人が耐寒まで考慮していなかったのかなぁと・・しかし、ソメイヨシノって品種は以前読んだ『桜』の本で一番興味深く覚えている点・・それは全てがコピー(クローン)だということ・・つまり種からではなく接木や挿し木で増やすので、全ての遺伝子が同じだというのです。耐寒もだけど、人の手によって作り出されたからなのか、エドヒガンのように長寿ではないのが欠点・・でも、人の手によって作られた品種だから人の手によって増やしやすいからか、街路樹や学校や公園などの施設によく植えられいて桜の時期になるとパステルカラーの花々が各所で浮かび上がり、子どもの頃の春に咲く身近なサクラは『ソメイヨシノ』しかなかったのだからかなり馴染み深いからかもしれないけど、日本の春だなぁとワクワクしちゃうのです。
by kaji_kazu | 2011-04-09 15:00 | 花*花